2010年12月30日木曜日

スターフォックス64から学ぶ日本のケイタイ。

今日は幼なじみ3人で集合し、スターフォックス64の対戦モードを行った。
使えるキャラクターは、飛行機型戦闘機「アーウィン」、戦車「ランドマスター」、大砲持ったキャラクターの3種類である。
自由度ではアーウィン>ランドマスター>キャラの順なのだが、
攻撃力は逆になる。
各キャラの下にはHPが表示され、トドメをさした者が1ポイント獲得。
今回は5ポイント制を約10セットで試合を行った。

技術は私>F≧Bの順なのだが、なぜか一向に勝てない。
確かに相手に致命的なダメージを与えることが出来るのだが、
ポイントには結びつかない。
このゲームは「トドメをさした者が1ポイント獲得」がミソなのだ。
それまで何もしてないように見えて、最後の1撃だけ相手に与え、
止めを刺す。
いわゆる漁夫の利戦法で2人はどんどんポイントを獲得していく。

これはビジネスにも通じるものがあると思う。
真っ先に思いついたのが携帯電話だ。
日本のいわゆるガラケーとiPhoneの関係がそれだ。
ガラケーの料金体系も月額料金と銘打ったシステムを作り、
安定した収入を得られるのではないかと思う。
使える機能だけを見ればガラケーのほうが未だに圧倒的に多いのではないか。

しかしAppleはiPodという一見携帯分野と何の関わりもないところに力を注いできた。
管理ソフトiTunesとiPodの一貫性、使い勝手のよさ。

日本のキャリアはそれに気づいていなかったのではないか。
そこにトドメの一手として投入されたiPhone。
人々はiTunesとiPodの連携の使いやすさ、電話とプレイヤー2つを持ち歩く煩わしさからの開放。
そして、従来の機能をあたかも新しく魅せる、洗練されたユーザーインターフェース。

このモンスターアイテムにトドメを刺されたのではないか。
SONYではそれ以前に似たような製品が開発されていたのにも関わらず。
流れは今、スマートフォンになっている。
まだ私たちの住むガラパゴス列島は瀕死ではあるが生きていると信じたい。

トドメをさしたら勝てる。トドメをさせなければ意味はない。
そう感じた真夜中だった。

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