全3章で構成されていて、片付けで人生が好転する。片付け上手は生き方上手。
などとほんとかー?と思うようなことを、さわりで説明していたため半信半疑で読み始めました。
結論からいうと、本書は非常にためになりましたし、やる気が起きました。
ただの整理整頓の本ではありません。
1章では整理することの大切さを具体例を交えて説明しています。
・デスクの状態と頭の状態はリンクしており、前の仕事の資料等がデスクに残っていると、
それだけでパフォーマンスは落ちるようです。
このことからも、使ったあとはゼロの状態へ戻すということが大切であると述べられています。
・人生の目標を達成するには何を捨て、何を残すかということが大切です。
片付けによって人生の目標を見つけることができると述べられています。
・モノの気持ちを考え、モノを活かすというスタンスが重要。
そこには人への思いやりへと通じるものがある。
(整理されていることによって、相手に渡すものの場所が明確であるため、相手を待たせない等)
・モノの量と人生の充実度は反比例する
・思い出の物などは自分にとってプラスかマイナスかを考え、思い切って捨ててみる。
それだけで一気にモノを捨てられるようになる。
2章は具体的な片付けの仕方について述べられています。
・片付けは身近なところから。目がつくところからやれば、成果が目に見えてあらわれるため、高いモチベーションに繋がる。
・片付けは、ゴールを決め、1日15分、1箇所だけ。
出す→分ける→減らす→しまう の動作を大切に。
・分ける基準は、使うか使わないか。1年以上使っていないものであれば、その後も使わない。
・入手可能・いつか使えるものは捨てる。勇気を出して捨てることが大切。
・保留箱を用意し、捨てる捨てないを判断する。
・収納スペースを増やしてはいけない。
・仕事の書類は最新バージョンのものだけにする。
3章は片付けを習慣化していく方法について述べられています。
・脳は21日間毎日同じ動作を繰り返すとこで習慣として認識するため、毎日片付けを続けなければならない。
・効果が目に見えるようにやる。
等。
人生が変わるか試してみる価値ありです。
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